第1回「日本企業の現状は如何にあるか」2023年10月19日


日本企業の外国人材雇用の状況を具体的な事例で考える為に、第1回「O 社の事例報告」と参加企業の状況を中心に討議を行った。

その結果として、人材と細かく付合い将来についてもお互いに理解し合い、仕事を通して向上を実感できることが重要であるとの認識を共有した。

更に、外国人材にとって「魅力ある企業」とは何であるか具体的に考える機会になった。

第2回「日本に来る魅力は」2023年12月15日


➀ 企業での先端技術の研究者としては海外高度人材が生かしきれなかった事例をもとにして、これからの人材が活躍するための土壌、文化について論議した。高度人材を生かすには、高学歴者を管理職として昇進評価するだけでなく、専門能力を評価する仕組みが必要であると結論づけた。

➁ 中国に生れ香港、アメリカ社会を経験し、米国と北京でバイリンガル学校を作る等のグローバルに活躍している目から見ての、日本人自身がもっと日本の良さに気付き自信を持って更にその良さを伸ばし発信すべきであるとの提言に刺激を受けた。

第3回「インドの人材の活用について」2024年2月16日


① 日本で大学、大学院にて修士/博士(経営学)を取得し、インドを含むネパール、スリランカやバングラデシュの人材を相手に営業を担当して、日本にいるインド系人材は非常に少ない。仕事を求めて海外に行くのは自国より良い条件が必須で、外国人を受け入れる国はその体制作りを競っている。日本社会は、外国人との共生に向けて社会インフラや制度等の準備を、インド人は何を望んで外国に行っているのか、日本社会はインド人が好んでいる社会インフラを整備できているのかと、インド人を活用している企業の事例を紹介しながら、活用への指摘を受けた。

➁ 「海外人材への期待と制度改正について」

企業としての戦略・中長期ビジョンを明らかにし、海外人材向けに日本人以上に意識をして,分かりやすい納得いく仕組みと頑張れば報われ展望が持てる仕組みを構築していくべきである。技能実習生制度・特定技能制度の一体改正による実情に沿った改善が行われている状況を認識した。合わせて「質の高いベトナム人財活用を」と現状紹介が有った。

第4回「フィリピンの人材」2024年4月23日


➀ 「セブの工学系人材を日本のものづくり中小企業へつなぐ取り組み」

技術を理解し、英語力を駆使できる若手人材を日本のものづくり中小企業につなぐことにより、日本の製品やサービスを世界市場に販路を開拓し、持続的かつ継続的なビジネス発展に期待する取り組みの紹介した。

➁ 「AIBS学会マニラセミナーに参加して」

JETROからのフィリピンの投資環境や歴史、フィリッピン人材を理解するヒントなどの紹介した。リマ工業団地の工場見学などの報告した。