アジア経営戦略研究所

（Asia Institute of Business Strategy）
アジア経営戦略ビジネススクール の開校理念

少子・高齢化が確実に進む中で、日本企業が飛躍的に発展するには、成長著しいアジア市場を開拓していかねばなりません。それには、アジアの人々や企業と共に、顧客を魅了する商品やサービスの提供により豊かな社会を創生していく“価値共創戦略” が必要になります。

このような強い志の下に、アジアのビジネスチャンスを掴む“経営のイノベーション” を担う人材の育成を使命として新たなビジネススクールを立ち上げました。そこでは、アジアで成功する起業家あるいはアジア展開力を備えた経営幹部・候補者、中堅・中小企業の後継者の育成に焦点を当てて、現実味のあるビジネスプランを構想・推進できる人材を養成してまいります。

新元号と共に「アジアに開かれたビジネススクール」がスタートしました!

AIBSビジネススクールの運営機関

AIBSビジネススクールの特長

1.　アジアとのネットワークで生の最新情報を獲得

企業がアジアでの事業展開で成功を収めるには、その事業に関連する情報を徹底的に集める必要があります。ネットに載る以前の貴重な生の情報は“信頼のおける人とのやりとり”で得られます。AIBSビジネススクール開校よりも10数年前から我々が立ち上げましたアジア・国際経営戦略学会を通じて、アジアの地域の著名大学や企業の方々とのネットワークを十分に活用した企業の事例を提供していきます。

またアジアでのビジネス経験を持つ講師陣から、アジアビジネスでの困難を極めた問題解決などの講義を聴けます。アジア地域は、自由貿易の更なる進展や規制の緩和を通じて開けてきています。AIBSビジネススクールでは、今後のアジアにおけるビジネス展開の深耕や進出検討をする際に必要な生の情報が得られます。

コロナ禍の状況下では、自分たちだけでの情報収集に限界を感じられている方も多いと思いますが、我々はコロナ禍においても、オンラインによりアジア現地とのやりとりを活発に行なっております。

2.　理論と実践との融合で考え抜く力を醸成

アジアビジネスで活躍できる人材を育成するには、知識だけを学んでも意味がありません。知識を本格的に事業に役立てるには、“アジアの実践知”を身につけることが必要です。
なぜならば、現地の経営環境は、常に変化しており、単なる知識の取得では、その知識がすぐに陳腐化してしまうからです。そのため、経営環境の変化にも柔軟かつスピーディーに対応できるよう、自ら考え、問題を解決する能力を身につける必要があります。

そのためには、実務経験豊富な講師陣から提供されるアジアビジネスの事例を基に意見を交わし、それを研究者である講師陣と共に理論化していく必要があります。つまり、成否の分岐点の大事なポイントを押えて、何を次なる実践に移していくか徹底的に考え抜く癖を付けていくことです。

考え抜く際に重要になってくる観点として、アジアの一員である日本の企業が、アジア全体の繁栄の視点から新たな価値を提供していけるかどうかです。アジアとコラボレーションしながら価値の創出を考え、経営を牽引する “考え抜く力”を知識のインプットだけでなく、活発な意見交換を通じて養います。

3.　受講の皆さんに沿った指導・助言で問題解決力を養成

受講生は、すでにアジアビジネスの現場で活躍されている方もいれば、これからアジアビジネスに足を踏み入れる方もいらっしゃいます。「いい話を聞いた」で終わらせないために、受講生一人ひとりの問題意識や課題に基づいた情報を提供し、ディスカッションをしていくことが重要だと考えています。

そのため、AIBSビジネススクールでは、受講生自らの今後の活動戦略を考える基盤となる自分なりのビジネスプランを作成する場を設けています。受講生が今後のプランを講師などの前でプレゼンテーションすることによって、各分野での実績のある講師陣が直接指導・助言を行います。

自分で考え抜いたプランへの指導・助言をもらい、さらに考えを積み重ねることで、より実践知を身につけられるよう工夫されています。